愛知県津島市にて外壁塗装の上塗り工事として、軒天の塗装を行ってきました。
軒天の塗装は、養生工事に続いて行う作業になりますね。
一般的な住宅の軒天は、ケイカル板で施工されていることがよくあります。
ケイカル板の塗り替えでは、既存のパテや雨漏りのシミなど、ある程度チェックをしてから塗り替えを行っていきます。
パテ処理は、軒天の納め方によっても違いがあるので経験と知識が必要になりますね。
雨漏りのシミは軒天に現れていることもあるので、しっかりとチェックすることが大事です。
室内への雨漏りやシミは気づきやすいですが、外部の軒天へのシミは発見が遅れてしまうことにもなります。
雨漏りは発見が遅れるほど、修繕に時間と費用がかかるのでしっかりと判断することが求められます。
少し古い建物では、ケイカル板の代わりに化粧プリント合板が使用されています。
木目のデザインを選択できた、軒天の素材なので和風建築などでよく採用されていますね。
しかし、プリント合板は経年劣化によって表面がはがれやすくなってしまいます。
知識と経験が少ない職人が作業すると、新たな塗膜と一緒に剥がれてしまいます。
同じ軒天の塗装での素材や使用する部材によって、塗装方法や塗料を使い分けることも大事ですね。
★M★